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1948年のある日、スイスのジョルジュ・デ・メストラル氏は猟に出かけた時、猟犬の毛にゴボウの実が食いこんで離れない
ことに興味を持ち顕微鏡でのぞいてみました。
その結果、ゴボウの実が無数の小さな鉤で出来ていて、それが猟犬の毛にしっかりとからみついて離れないことを発見したのです。
これにヒントを得て彼は何とかしてこの構造を人工的に造りだそうと試みました。
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そして何年かにわたる失敗と落胆の繰り返しの末、特殊ナイロン糸を使用して鉤と輪を持ったファスナーを遂に造りだしたのです。
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それは二本のナイロン細巾織物テープで、その一本の表面は微小な鉤で覆われ、もう一本は微小な輪でおおわれていました。
静かに重ねて押しつけると鉤が輪を捉え、テープは魔法のようにくっつきました。
そして、剥す時は、また魔法のようにさっと剥れるのです。
これが面ファスナーの誕生だったのです。
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発明から半世紀たった今日。 クラレは永年の技術と経験を生かして改良を加え、さまざまな種類の「マジックテープ」を生産しています。
その特性を生かし、オムツカバーから車輌にいたるまで幅広く使われています。
しかし、マジックテープのもつ魅力や夢はこれで尽きたわけではありません。
皆様のアイデアでマジックテープの新しい世界は無限に広がって行くのです。
あなたのアイデアが決めてです。
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